【下駄箱の靴収納が2倍に!?】100均の突っ張り棒と結束バンドで作るDIYアイデア

2010年9月21日火曜日

DIYライフハック

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靴収納が2倍になる「靴収納スペースハーフ」とは

夜中の通販番組を何気なく見ていたときに、これは!と思わせる画期的な商品を発見。
その名も下駄箱スッキリ、出し入れも楽々「靴収納スペースハーフ」

 

 どこが画期的なんだよ?と思われる貴兄もいらっしゃることと思いますが、靴収納の問題を抱えている我が家にとっては素敵なソリューションに見えたのです。
名前の通り収納スペースが半分で済むというこの商品。
日本の住宅事情において、スペースを節約するというのはその商品自体が持つ機能以上の価値があると思います。
液晶テレビとかは、ブラウン管テレビと比較して畳半畳分の土地を節約していると思うととてつもない価値があると思うのです。

では、どうやってスペースを半分に節約するのか下図にて披露。 本来2足分のスペースが必要なところを・・・


靴の前後を互い違いに重ねることで、わずか1足分のスペースに収納できるという、まさに天才的発想。
通販番組いわく、下駄箱というのは意外と天地に無駄なスペースがあり、このスペースを利用することで2倍の収納が可能になるのだとか。
成程、早速導入すべし、と思い我が家の下駄箱をチェックすると、

天地の余裕なく、既に高密度に収納済みorz
しかし、よく見ると最上段は若干の余裕が。さすがに20個セットは導入できないが1段分7個くらいならなんとかなりそう。
DIY魂がウズき自作で似たようなものができないかと画策してみました。

「靴収納スペースハーフ」の構造に学ぶ

DIYと決めたらまずは材料探しですが、靴を互い違いに重ねるということで、板状のものが必要です。
家の中を探ると、押入れの中からカラーBOXの背板らしきベニヤ板を2枚発見。なぜ余っていたのかは不明。
靴を乗せると長さ的に調度良いサイズ。
これを靴の上に斜めに渡すことで、もう1足を乗っけることができそうです。
問題は靴収納スペースハーフでいうところの下図の可動部分をどうするかです。


ベニヤ板の奥(上図では右側)を高い位置で支えつつ、板の下に置いた靴が取り出せるように、板自体は上下に可動する作りにする必要があります。
さらに靴が滑り落ちないように支えるストッパーも必要。
どちらにしても家の中からはこれ以上材料は見つからないので、100円ショップに調達に行くことにしました。

100均で、金切鋸・突っ張り棒・結束バンド・滑り止めマットを調達

必要なのは、ベニヤ板を切るノコギリ、可動部分の軸となるもの(イメージ的には蝶番)、くつの滑り止め、といったところです。
真のDIYクリエイターたるもの、売り場で実際のモノを見ながら想像力を働かせ、下記の材料を買ってきました。


金切鋸、突っ張り棒、結束バンド、滑り止めマット。計400円です。
ベニヤなのに金切鋸かよ、とも思いましたが、品揃え的に仕方なく、金属が切れるなら木は余裕だと考えました。

さて、これらをどう加工するのか分かりますか?

100均アイテムを使った靴収納の作り方

材料が揃ったところで早速作業開始。
まずはベニヤ板をカットします。
長さは丁度よいのでイカし、幅を通販商品を参考に11cmとして、7枚分取ります。


後輩の結婚式の引き出物のギフトカタログで、踏み台と間違えて注文してしまった作業台(やむなく電話台として使用中)が初めて役に立ちました。


金切鋸はやはり失敗。刃が折れまくり大変危険です。真似しないでください。


替刃を買うために再び100円ショップに。費用100円追加となりました。。。

ベニヤ板がカットできたら、次にドリルで蝶番部分に接続する穴を開けます。


これもIKEAの家具を組み立てるのに買った電動ドライバーで、ドリルとしての使用は初めてです。


カットに手間取り文字通り日が暮れてしまいましたが、やっと板の加工が完成しました。
次は渾身の可動部分の加工です。

突っ張り棒と結束バンドを使った神アイデア

今回の工作のポイントは、
  • 可動部分の軸をどうやって高い位置に固定するのか
  • 板と軸を蝶番のように可動する形で接続するにはどうすればよいか
の2点です。

まず前者は、突っ張り棒を下駄箱奥の上部に固定することで、「靴収納スペースハーフ」のように1個1個ではなく、7個分の軸としてまとめて機能するようにしました。
また、後者の蝶番のように可動させる接続方法としては、突っ張り棒を軸として、結束バンドで板を緩くぶら下げるという手段を取りました。

ドリルで開けた穴に結束バンドを通して板を接続する至福の時

売り場で思い付いたにしてはシンプル且つ機能的なアイデア。自分を誉めてあげたいです。誰も誉めてくれないのでw。
さらに、靴が乗る部分は斜めになるので、靴が滑り落ちないように滑り止めマットを貼ります。


滑り止めマットは棚への接地部分のクッションと、下におく靴のつま先保護のために、裏面まで回りこませています。


これで完成。
いよいよ下駄箱に設置してみます。

下駄箱の靴収納が2倍に!?劇的ビフォーアフター

では完成した「靴収納スペースハーフ」同等品DIY工作の全貌をご覧ください。

まずこれがBeforeです。最上段にご注目ください。


そして、次がAfter。突っ張り棒を棚の奥の上部に固定し、板が手前に向けて斜めに渡るようにしてます。


靴を入れるとこうなります。下の靴はつま先が手前に、上の靴はつま先が奥にと、互い違いに入れることで省スペース化してます。


靴はこんな風に2階建てで収納されてます。上の靴を取り出して板を上げるともう1足が取り出せます。


ということで、簡単にできた割には見栄えもそんなに悪くないかなとまあ満足。
靴の整理ついでにこんなこと↓までやってみました。

靴を撮影して箱に貼ってます。

ということで、今回の工作はこれで終了。
ご自宅の下駄箱を今一度ご確認いただき、ぜひお試しいただければ!です。

ちなみに、上のの写真のこの靴↓何かわかりますでしょうか?


拡大したのがコチラ↓
ご存知、クラークスのワラビーでーす。

この靴の特徴でもあるクレープソールにこびり付いてる黒いベタベタは、世界中のワラビーファンを悩ませてるわけです。
それをこんな風に掃除してみたよ!っていう記事↓もご参考まで(^^)/

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