ブックオフの安売り本にかぎらず、何を読んでるのかを見られるとアタマの程度が知れてしまうようで、本のタイトルは是が非でも隠したい自分なのですが、古本の場合は新刊のようにブックカバーを掛けてくれたりなんてことはないので、別の本のブックカバーを使いまわすことになります。が、古本しか買わないので、一向にカバーは新しくならずに折り目もたくさんついて明らかに貧乏臭い。これではまたプロファイラーの標的になりかねないので、ここはひとつ、粋なブックカバーを作ってみようかね、と思いました。
粋なデザインといえば江戸文様で決まり
作るといってもレザークラフトみたいな大げさなものは作れないので、紙に印刷して折るだけなのですが、何度でも使える丈夫なものがよいかもと思い、クラフト紙の代わりに紙袋を利用。これをプリンタに通るようにA4の大きさにカット。
この時点で既に相当貧乏臭いような気がしますが、要はどんなデザインを採用するかです。
北欧風のテキスタイルとか、ツタヤオンラインのブックカバーとかいろいろ検討した挙句に、思いついたのが和風柄。
調べているうちに、江戸文様の壁紙素材を提供しているビバ!江戸さんにたどり着きました。コチラのサイト、江戸時代のトリビアやうんちくを紹介している非常に興味深いサイトなのですが、なんと3000点を超える粋な江戸文様の壁紙素材が収録されてます。カ、カッコイイ。
ということで、こちらから素材を拝借することにしました。
まず、気に入った素材を選んで、一旦デスクトップの壁紙に設定します。
アイコンは一時退避して目立たないように端の方に寄せておき、プリントスクリーンキーでコピー、パワポやペイントなどのソフトでA4いっぱいに伸ばしてペースト、で印刷して完成です。
コンプリートするつもりで選ぶのがグッド
3000点もあるので相当迷うのですが、簡単につくれるので、いろいろな素材を出力するつもりで選ぶのがよいかと思います。普通のコピー用紙でも全く問題ありませんね。むしろ紙袋の紙は厚すぎてプリンタが壊れるかもしれないので要注意です。
あとは本屋さんのレジでやってもらってるように折り目をつけて本をセットして完成。
デザインとしても秀逸ですが、きちんとした伝統文様であることが素敵です。
ということで今回の工作は終了です。