幼少の時分、家の歯磨きといえば歯磨き粉。当時はホントの「粉」の粉歯磨きが存在しておりました。
紙箱の中の銀袋に粉が入っているのですが、使い方としては、箱を立てて銀袋は常に開けっ放し。水に濡らした歯ブラシをおもむろに箱に突っ込んで粉を付けて磨くという、家族とはいえどうなの?という使い方。
現代に甦ったビッグなヘッドのおとなの歯ブラシ
一体いつの時代だと思われるかもですが、これはあくまで家の歯磨きの話で、幼稚園とか学校とかではラミネートチューブのバナナ味の練り歯磨きを使っており、要は年寄りに合わせてるとこうなるわけです。この粉歯磨きとセットで使われていた年寄りのアイテムが白い柄に茶色い毛の豚毛歯ブラシ。さすがにこれは子供が使うシロモノではありませんでした。
そして年を経た今、その豚毛歯ブラシを彷彿させるビッグなヘッドの歯ブラシ「エビス プラチナケアハブラシ ホワイトニング」を発見。線が細い他メーカーの歯ブラシとは一線を画した骨太な機能を頼まれてもいないのにご紹介。
ヘッドがビッグなだけではない驚きの機能性
まず、目を引くのがケータイで退化した今どきの若者の顎には到底似合わぬデカヘッド。これは、プレミアムケアという他の商品にも共通したぎっしり植毛で、コンパクトヘッドの従来品の2倍の毛穴なのだとか。兎に角磨いた感は出るというわけです。
そして、他とは圧倒的に異なる機能がこれ↓
なんと、ブラシの真ん中にゴムの棒が2本埋め込まれており、ぎっしり植毛に加えて、ゴムでギューギュー磨けるという、もはや毛などでは磨いた気がしないという、毛の硬さ「かため」ファンには垂涎の歯ブラシなわけです。
裏面の美白パッドは、ビジュアル的にはかなりキャッチーですが、正直あってもなくてもどっちでもいい機能です。
この歯ブラシ、ドラッグストアやホームセンター、楽天やアマゾンでも売ってますが、なぜかエビス社のホームページ上では発見することができません。
廃番にならないよう、皆様のご協力を仰ぐ次第です。